文学
*文春新書(200709)935円◆1/16(水)@BOOKS GORO戸田公園
*早川書房(200601)840円◆9/13(木)@Amazon 必要があって買う。そうでなくても買っていただろう。
*岩波書店 777円◆6/6(水)@くまざわ書店
*中央公論新社(200406)1995円◆6/7(木)@銀座教文館
*青土社 1680円◆6/7(木)@銀座教文館
*みすず書房 (200702)1575円◆3/17(金)@改造社書店
*みすず書房 (200702)1575円◆3/17(金)@改造社書店 カミュの『異邦人』なら高校生のとき新潮文庫の窪田啓作訳で読み、大学の仏文講読で原書に触れるというありきたりの経過をたどったが、度しがたい怠け者の学生だったので、他の講義同様、その講義にも…
*田崎英明訳、青土社(200612)2520円◆2/20(金)@近藤書店 朝日店
あ〜《怪物》ハスミは健在だ。かつて〈漱石〉に横たわる人ばかりを見、〈大江〉に数字ばかりを見たあの「フィクション力」を、今度は〈批評〉に対して、しかも自己再帰的な〈フィクション論〉として発揮しようとしている。(12/19) 以上の記述は、収録論文…
みすず書房が新たにはじめた軽チャー・シリーズ、これまでに二三冊読み、どれも薄味でどうにも物足りなかったが、本書は面白かった。しかし、「センセー」と自らを称する著者が語りかける(それ自体はべつに感じ悪いわけではない。相手を見くびっているわけ…
あの『文章教室』の佐藤絵真も、『小春日和』の桃子、花子も、小説家である「叔母さん」も健在、絵真のお父さん渡辺七郎画伯は、あ、それから「現役作家」は鬼籍に入ったけど(『文章教室』でブヴァールとペキュシェ的に文章を引用されていた当時の現役作家…
*みすず書房 野村正人訳(200606)5250円◆8/19(水)@八重洲ブックセンター (1)個人的な仕返しというのは、あまり好みではない。それはわたしがエクリチュールに対して持っている考えに反するし、そこにはどうしてもさもしさが付きまとうだけでなく、最初…
今、データを書くのに、出版元だの文庫名だのにはじめて気づいてぎよつとする。うーん、こんなもの(文庫)に入れられてゐたのか。「本書は文庫オリジナルです」といふ断り書きは、要するにあちこちから抜き出して寄せ集めの一冊を作つたといふことだ。タイ…
*アブラハム & トローク/港道 隆、森 茂起、前田悠希、宮川貴美子訳 法政大学出版局《叢書・ウニベルシタス》(200607)3465円◆7/31(月)@近藤書店 朝日店
*Paul Gilbert & Kathleen Lennon, Edinburgh University Press(2005) 5240円◆7/16(日)@丸善 丸の内本店
原題 Defigurations du langage poetique: La second revolution baudelairienne (7/19) 「文彩=比喩【figures】とはもはや言説に突然生じ、個々の部分に特定な効果を与えるようなものではなく、言説が突然生じることを可能にするもの」なのである。(p.5…
*朝日新聞社(200605)1575円◆6/29(木)新東京ブックサービス(木挽町)
*筑摩書房(200511)945円◆6/23(金)三省堂書店 有楽町店
まずはヴェルレーヌのよく知られた「詩法」より、“Et tout le reste est litterature.”一行を残す最終節の《散種》的光景を―― どうかきみの詩句が、やがて、 ミントとタイムの花を咲かせにやってくる朝の、 身が引き締まる風のまにまに散って行く、仕合せな…
あらためて考えてみると、中井久夫の本で買って持っているのは『カヴァフィス全詩』(八千円だったかの限定版。東武デパートの上にあった改築前の旭屋書店で買った)と、ギリシア詩のアンソロジーしかないようだ。ところで、中井久夫は歴史を知っている。な…
要約しえないバルトがいかに要約されているかという関心から。 *青土社 原宏之訳(200604)2520円◆6/9(金)@新東京ブックサービス(木挽町)
これはもう遅すぎるかもしれない。どうでもいいことになってしまっているのかもしれない。それでも、なにか新しいもののはじまりなのかもしれないではないか? と言うことはあまりできないのかもしれない。 *ステュディオ・パラボリカ(200606)1575円◆6/11…