新書
*文春新書(200709)935円◆1/16(水)@BOOKS GORO戸田公園
*講談社現代新書(200705)777円◆1/14(月)@文教堂書店西川口駅前店 非常に面白い。 一利ない帯は取ろう。 +++++++++++++++++++++++++ いろいろ示唆される。この、意図的に書かれていること以外に示唆されるということ自体、優れ…
*文藝春秋社 840円◆6/6(水)@くまざわ書店
*岩波書店 777円◆6/6(水)@くまざわ書店
*中公新書 (200703)円◆3/28(水)@近藤書店朝日店
*集英社(20061219)693円◆2/16(金)@旭屋書店 銀座店
*講談社現代新書(1999220)756円◆2/16(金)@旭屋書店 銀座店
年末年始に買った本にはスカも多かったが、これはアタリ。経済学と演劇を経て日本古代文学へという経歴を持つ著者は、古事記が編纂される以前の原像を求めて、ヤマト族のように文字に歌を定着しなかった中国の少数民族(三国志の南蛮あたりか)のもとへ調査…
*ちくま新書(200512)280円◆12/29(金)@ブックステーション町屋店
*講談社現代新書(200610)777円◆1/4(木)@イトーヨーカド−木場店
*蓮實重彦,山内昌之、講談社現代新書 (199805)◆200円◆1/6(土)@大学堂書店(本郷)
*筑摩書房(200512)714円◆12/19(火)@旭屋書店 銀座店
凡庸な脳科学者の肖像 フランスの文学者、アルベルト・カミュに、『シーシュポスの神話』という寓話がある。一人の男が神から、坂道で岩を持ち上げるという罰を受ける。(中略)/カミュの記した神話は、私たち人間にとっての真実性を内包をするからこそ、印象…
溝口の『近松物語』があまりすごかった[良いという意味]のでこんなのを買ってしまった。人違いで「肉交」する世話物浄瑠璃ではなく、近代的な「恋」の話に書きかえられていたから、ちょっとそのあたり(近代的「恋愛」概念の成立)を見たい気がした。内容…
*筑摩書房(200611)630円◆11/14(火)@Machiya Tsutaya★補遺
*筑摩書房(200303)756円◆11/17(金)@ブックファースト渋谷店
*講談社現代新書](199507)777円◆11/17(金)@ブックファースト渋谷店
まったくの偶然であるが、『世界をよくする現代思想入門』についての記事(6/14)に対し、著者の高田氏からコメントがつけられているのに今朝気づいた。私は 『世界をよくする〜』冒頭で例として持ち出された「三角形」の比喩に拘泥しているもので、この本の…
『歴史のなかの天皇』と併せて読むと面白いと思って買ったが、前者のあとではややもの足りない。二書で重なるエピソードがいくつもある。「致した」文のみ名高い最初の遣隋の際、小野妹子が煬帝の返書をなくした(両書ともなくした「ことにした」と説く)話…
これと『漢文の素養』と買って帰り、宵と、ページを閉じてひと眠りしたあとの暗い明け方にほぼ読み終える。信頼のおける学者の確かな記述を久しぶりに読んだという気がする。けたたましさとは無縁の、淡々と事実を積み重ねてゆくやり方で、地理的な理由によ…
*講談社(200610)882円◆@10/18(水)@イトーヨーカ堂錦店内 くまざわ書店
*中央公論社(200609)903円◆10/13(金)@イトーヨーカ堂 木場店
*講談社(200607)735円◆@10/13(金)@イトーヨーカ堂 木場店
*イアン・ブルマ/アヴィシャイ・マルガリート 堀田江理訳 新潮社(200609)750円◆9/28(木)@近藤書店 聖路加ガーデン店
「お金で買えない価値がある。買えるものはマスターカードで」ここhttp://d.hatena.ne.jp/kaoruSZ/20060809#p6でもそう書いたけれど、要するにそういうこと。症状は軽くなったように見えても、薬では解決できない問題を抱えている場合もある。「抗うつ薬で治…
*鳥取絹子訳 集英社(200504)735円◆9/5(火)@東京ブックサービス
悪い議論の例をあげ、すぐあとでそれを実演してくれている。(具体例はあとで。情報が多い分、ツリー本よりましか。) *講談社現代新書(200608)756円◆8/26(土)@イトーヨーカドー木場店内
この書名をはじめて見かけたのは仙台の生物学者大隈典子のブログ。著者から贈られたという本をほめていた。別に、だからけなそうというわけではない。その文面からはどこがいいのかさっぱりわからなかったのは、そして(今さらツリーかよ)と思ったのは事実…
批評は著者の名前に記号論的価値があるのに対して、研究は肩書きに記号論的価値があるとでも言えそうだ。「柄谷行人」を近畿大学教授の肩書きに正当性を求めて読む読者はいないだろう。しかし、「石原千秋」の文章ならば、早稲田大学教授の肩書きがなければ…
……漢字漢語文化というものは、いい面ばかり持っているのではない、かつて王朝時代の女たちは追い詰められた中からもっとも優れた文字を持ち得たという特異な世界は、逆に失われたと言えるかもしれない。しかし禁断の木の実は味わわれなければならない。漢字…