〈心〉はからだの外にある 河野哲也

  • 今日、メイン・ブログに「安倍晋三、美しい日本のビッグ・ブラザー」と題して記事を書き、読みはじめたばかりのこの本より早速引用。

全体論的社会観の持ち主が好むのは、規律訓練型の教育であろうし、いかなる問題であれ、個々人に責任を負わせることができる心理主義であろう。/しかしながら、教育とは、既存の社会秩序を維持するために個人を訓練することであってはならない。(以下略)

  • ここに至る問題設定抜きでこれだけ引いても、あたりまえすぎる記述のように見えてしまう……。買ったのは知覚や認識についての部分に心ひかれてであり、むしろそっちが本来の美質と思う。(通読してからまた書く。)

NHKブックス(200607)1071円◆9/3(日)@リブロ渋谷店