文庫

池波正太郎の食まんだら 佐藤隆介

*新潮文庫(200712)459円◆4/18(金)@くまざわ書店錦町店 腹ペコで食料品売場に行くのはよくないのだが、腹ペコで食べ物を買おうとしてその前に本屋へ入り、思いがけず食べ物本を買ってしまうというのはどうだろう。腹がいっそう空いて食料買い込んだのは…

池波正太郎の食卓 佐藤、近藤、茂手木

*新潮文庫(200404)541円◆4/18(金)@くまざわ書店錦町店

漱石、ジャムを舐める 河内一郎

*新潮文庫(200804)619円◆4/18(金)@くまざわ書店錦町店

11の物語パトリシア・ハイスミス

*早川書房(200601)840円◆9/13(木)@Amazon 必要があって買う。そうでなくても買っていただろう。

増補 科学の解釈学 野家啓一

*ちくま学芸文庫(200701)1575円◆1/25(木)@近藤書店 朝日店 タイムリーにも「複製技術」について(上記)と「科学技術」について、新刊が出ていたのを買う。暖かい昼休みの朝日新聞横には人が出ている。猫も出る場所なのだが、ちょうど植え込みにノコノ…

グラムフォン・フィルム・タイプライター(上)(下) フリードリッヒ・キットラー  

*石光泰夫、石光輝子訳 ちくま学芸文庫(200612)1365円×2◆1/25(木)@近藤書店 朝日店

ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読 多木浩二 

ベンヤミンのこの論文が入った本は、晶文社のもちくまの文庫版も持っているが、すぐに出てこないのはわかっているし、精読とあるから買ってしまった。「複製技術時代の芸術作品」そのものも収録されているし。モギ本の読書会やるので、早く再読したいばかり…

クオリア入門 茂木健一郎

*ちくま学芸文庫(200603)819円◆12/29(金)@旭屋書店 銀座店

自分は死なないと思っているヒトへ  養老孟司 

*大和書房(200612)780円◆12/29(金)@旭屋書店 銀座店

【図解】さかな料理指南 本山賢司

*新潮社(200511)420円◆1/4(木)@イトーヨーカド−木場店

有元葉子のごはん上手

*新潮社(200612)475円◆12/14(木)@近藤書店朝日店

わたしのメルヘン散歩 矢川 澄子

*筑摩書房 (198701)714円◆12/6(水)@銀座 教文館

曖昧の七つの型(上)(下)ウィリアム・エンプソン

*岩波書店 岩崎宗治訳(200604)各903円◆12/7(木)@ブックファースト銀座店

青青(あお)の時代 1〜3 山岸 凉子

厩戸タイプの日女子(ヒミコ)と、妹・日女(ヒルメ)の孫娘で目下進行中の作品『テレプシコーラ』の六花(ゆき)ちゃんのようなドングリまなこタイプの少女、壱与。巻末についている男性解説者の文章は信じない方がよい、ヒミコは胎児なんか食べてないから…

日出処天子 7 山岸 凉子

というわけで(↓)、あくる日再び本屋へ。最終回のあとに「馬屋古女王」が入っている。ある意味、女に生まれかわった厩戸が毛人そっくりの中背相手に展開するドリームか。出てすぐ立ち読みしたときは(『日出処天子』は単行本で全部持っている、というか、あ…

白眼子 山岸 凉子

北海道で戦後すぐこういう霊能者が本当にいたのかなと思ったら、フィクションだと作者自身が書いているという書き込みがミクシィにあった。藤田乙女(小乙女ではなく)という美少女霊能者(『テレプシコーラ』の千花ちゃん顔)もちらと出てくるし、巧みな虚…

落合務の美味パスタ 落合 務

スパゲッティ・ミートソースをはじめて食べたのは、目下壊されて駅に通じる入口だけが残っている、京成上野ビル二階の「聚楽」だった。親に連れられないで同級生と外食するようになった高校一年のときのこと。その後うちでもミートソースは定番になったが、…

幸田文の箪笥の引き出し 青木 玉

*新潮社(200009)580円◆12/1(金)@近藤書店 聖路加ガーデン店

イギリス式お金をかけず楽しく生きる 井形慶子

*講談社(200303)599円◆11/26(日)@Machiya Tsutaya

イギリス式収納―小さな空間で見せる! 片づく !

*井形 慶子/大和書房(200611)680円◆11/26(日)@Machiya Tsutaya

この国で女であるということ 島崎今日子  

*ちくま文庫(200611) 819円◆11/20(月)@有隣堂 ルミネエスト新宿店

猫楠 南方熊楠の生涯  水木 しげる

SM嬢のお誘いで国立科学博物館の化け物展へ。常設展のうち。南方熊楠展も見られたので入る。ミュージアム・ショップにてあまたの熊楠関係書籍よりこれを選ぶ。熊楠も澁澤龍彦の書で名を知った一人(最初は人名と思わなかった)。その後知りたること少なし…

アンリ・ルソー 楽園の謎  国谷公二

アンデパンダン展がなければルソーには絵を発表する場所はありえなかった。では、当時の官展で名声を博していた画家たちの絵はその後どうなった? 国費で買い上げられたそれらは、今では倉庫に積み重ねられ、人目に触れることもないという。仮に触れても、凡…

料理歳時記 辰巳 浜子

*中央公論新社(197701/200606)760円◆10/23(月)@ブックファースト 渋谷店

殺す・集める・読む 推理小説特殊講義 高山 宏

*東京創元社(200201)1050円◆10/23(月)@ブックファースト 渋谷店

文壇アイドル論 斎藤 美奈子

*文藝春秋社(200610)660円◆10/23(月)@ブックファースト 渋谷店

天使に見捨てられた夜  桐野 夏生

*講談社(199706)680円◆10/12(木)@Machiya Tsutaya

生きる  乙川優三郎

この人が読売の夕刊に連載していた『冬の標』、ヒロインが再び絵をはじめたあたりから目に入ってきて読むようになった。新聞小説を日々の楽しみにしたのは小学生の時以来。そのあとが渡辺淳一に俵万智(読売歌壇の選者としては好き)というひどいことになっ…

ジオラマ 桐野夏生

冒頭の短編「デッドガール」についてはメインブログhttp://kaorusz.exblog.jp/d2006-09-23に書いた。(全2回のうち1回)9/23 *新潮社(200601)460円◆9/21(金)山下書店銀座店

ノヴァーリス作品集2 青い花

隠者はみんなに自分の蔵書を見せてくれた。古い史書や詩集だった。(……)最後に一冊の本を手にとると、それは、ラテン語やイタリア語にいくらか似ているような外国語で書かれていた。この言葉が知りたいと、心から願わずにはいられなかった。というのも、た…