2006-08-14から1日間の記事一覧

大学生の論文執筆法 石原千秋

批評は著者の名前に記号論的価値があるのに対して、研究は肩書きに記号論的価値があるとでも言えそうだ。「柄谷行人」を近畿大学教授の肩書きに正当性を求めて読む読者はいないだろう。しかし、「石原千秋」の文章ならば、早稲田大学教授の肩書きがなければ…

文化と現実界 キャサリン・ベルシー

この人の『一冊でわかるポスト構造主義』(岩波書店)が先日寝床の周辺から発掘された。八重洲ブックセンターのカヴァーをまとっており、フィルムセンターの成瀬特集に通っていた頃に買ったものらしい。しかし、全く読んでなかった! 買った記憶もなし。読み…

図解雑学 ポスト構造主義 

*大城信哉著、小野功生監修 ナツメ社(200601)1470円◆8/12(水)@八重洲ブックセンター