批評
*ナツメ社(200601)1470円◆9/16(日)@三省堂書店新宿店
*岩波書店 777円◆6/6(水)@くまざわ書店
*青土社 1680円◆6/7(木)@銀座教文館
*みすず書房 (200702)1575円◆3/17(金)@改造社書店
*みすず書房 (200702)1575円◆3/17(金)@改造社書店 カミュの『異邦人』なら高校生のとき新潮文庫の窪田啓作訳で読み、大学の仏文講読で原書に触れるというありきたりの経過をたどったが、度しがたい怠け者の学生だったので、他の講義同様、その講義にも…
あ〜《怪物》ハスミは健在だ。かつて〈漱石〉に横たわる人ばかりを見、〈大江〉に数字ばかりを見たあの「フィクション力」を、今度は〈批評〉に対して、しかも自己再帰的な〈フィクション論〉として発揮しようとしている。(12/19) 以上の記述は、収録論文…
*筑摩書房 (198701)714円◆12/6(水)@銀座 教文館
*岩波書店 岩崎宗治訳(200604)各903円◆12/7(木)@ブックファースト銀座店
水声出版 (200610)1050円◆12/9(土)@八重洲ブックセンター
*Palgrave Macmillan (200610) 4602円◆12/3(日)@紀伊国屋書店 新宿南店
*筑摩書房(200303)756円◆11/17(金)@ブックファースト渋谷店
*講談社現代新書](199507)777円◆11/17(金)@ブックファースト渋谷店
*ちくま文庫(200611) 819円◆11/20(月)@有隣堂 ルミネエスト新宿店
まったくの偶然であるが、『世界をよくする現代思想入門』についての記事(6/14)に対し、著者の高田氏からコメントがつけられているのに今朝気づいた。私は 『世界をよくする〜』冒頭で例として持ち出された「三角形」の比喩に拘泥しているもので、この本の…
『歴史のなかの天皇』と併せて読むと面白いと思って買ったが、前者のあとではややもの足りない。二書で重なるエピソードがいくつもある。「致した」文のみ名高い最初の遣隋の際、小野妹子が煬帝の返書をなくした(両書ともなくした「ことにした」と説く)話…
これと『漢文の素養』と買って帰り、宵と、ページを閉じてひと眠りしたあとの暗い明け方にほぼ読み終える。信頼のおける学者の確かな記述を久しぶりに読んだという気がする。けたたましさとは無縁の、淡々と事実を積み重ねてゆくやり方で、地理的な理由によ…
*森話社(200610)3360円◆11/3(金)@八重洲ブックセンター
アンデパンダン展がなければルソーには絵を発表する場所はありえなかった。では、当時の官展で名声を博していた画家たちの絵はその後どうなった? 国費で買い上げられたそれらは、今では倉庫に積み重ねられ、人目に触れることもないという。仮に触れても、凡…
*東京創元社(200201)1050円◆10/23(月)@ブックファースト 渋谷店
*文藝春秋社(200610)660円◆10/23(月)@ブックファースト 渋谷店
*青土社(200610)1500円◆10/19(木)@近藤書店 朝日店
*中央公論社(200609)903円◆10/13(金)@イトーヨーカ堂 木場店
みすず書房が新たにはじめた軽チャー・シリーズ、これまでに二三冊読み、どれも薄味でどうにも物足りなかったが、本書は面白かった。しかし、「センセー」と自らを称する著者が語りかける(それ自体はべつに感じ悪いわけではない。相手を見くびっているわけ…
あの『文章教室』の佐藤絵真も、『小春日和』の桃子、花子も、小説家である「叔母さん」も健在、絵真のお父さん渡辺七郎画伯は、あ、それから「現役作家」は鬼籍に入ったけど(『文章教室』でブヴァールとペキュシェ的に文章を引用されていた当時の現役作家…
*アダム・フィリップス、渡辺政隆訳 みみず書房[ウソ](200608)2625円◆10/6(金)@近藤書店 朝日店
面白くないわけがない。 *青土社(200609)1995円◆9/29(金)@近藤書店 朝日店(e-hon)
批評は著者の名前に記号論的価値があるのに対して、研究は肩書きに記号論的価値があるとでも言えそうだ。「柄谷行人」を近畿大学教授の肩書きに正当性を求めて読む読者はいないだろう。しかし、「石原千秋」の文章ならば、早稲田大学教授の肩書きがなければ…
……漢字漢語文化というものは、いい面ばかり持っているのではない、かつて王朝時代の女たちは追い詰められた中からもっとも優れた文字を持ち得たという特異な世界は、逆に失われたと言えるかもしれない。しかし禁断の木の実は味わわれなければならない。漢字…
*ちくま学芸文庫(199208)円◆8/11(金)@銀座教文館
*講談社選書メチエ(200511)1575円◆8/5(土)@旭屋書店 池袋店