雑談

国を愛しても国家は愛するな

この本は二年前の刊行だが、「国家とは何か」という章は愛国心の話からはじまっている。実は、「二〇〇三年三月二〇日、中央教育審議会は、教育基本法を全面改正し、「国を愛する心」(愛国心)を盛り込むよう求める答申を文部科学大臣に提出した」のだ。国…

文科バカは存在しない

http://kaorusz.exblog.jp/3931353/その他の拙文で言及していた、〈理系には専門バカがありうるけれど文科系バカはただのバカ〉発言の出典が見つかった(要するに、本が出てきた)。小林 和之『「おろかもの」の正義論」』(ちくま新書、200412)である。 ノ…

アレクサンドル・ソクーロフの『太陽』について書いた。

「それが物真似であることが私たちにわかるのは――Emperor in Soclovland(2)」→http://homepage3.nifty.com/luna-sy/re67.html#67-1

歯医者に行った帰り、工場跡に建っただだっぴろい郊外(イナカ)のスーパー・マーケットの、ほとんど客のいない平日の一階〈フードコート〉で、ソフトクリームをなめ、適当に買った新書と、料理の作り方を読みながら半日過ごして、タンメンを食べて帰った。…

今夕、10000ヒット到達。はじめてからどのくらい経ってからか、一度カウンターをゼロにした(あてにならないカウンターだからしてみただけ)。だから、いつから数えてなのかはわからない。

買わなかった本こきおろし

『天才はなぜ生まれるか』(正高信男)と『「できる人」はどこがちがうのか』(斎藤孝)ともにちくま新書。 最近ここに載せたものも含め、ここのところ出先で読もうとやたらに本を持ち歩いているのだが、おとといの朝は、本を入れた袋は重いがハンドバッグは…