2006-06-19 フランス名詩集 井上究一郎訳 文庫 文学 まずはヴェルレーヌのよく知られた「詩法」より、“Et tout le reste est litterature.”一行を残す最終節の《散種》的光景を―― どうかきみの詩句が、やがて、 ミントとタイムの花を咲かせにやってくる朝の、 身が引き締まる風のまにまに散って行く、仕合せな冒険であればよい。 *筑摩書房(200606)998円◆6/19(月)@近藤書店 朝日店