日出処天子 7 山岸 凉子

  • というわけで(↓)、あくる日再び本屋へ。最終回のあとに「馬屋古女王」が入っている。ある意味、女に生まれかわった厩戸が毛人そっくりの中背相手に展開するドリームか。出てすぐ立ち読みしたときは(『日出処天子』は単行本で全部持っている、というか、あれは弟のだったか)人物関係が呑み込めなかったが今度はわかる。見事に、過去の世代を一人も登場させない。それにしても男性解説者たちは作品を読まずに自分の関心事だけを書くなあ。(12/7)

潮出版社 (199403) 590円◆12/5(火)@山下書店 銀座店