増補 科学の解釈学 野家啓一

*ちくま学芸文庫(200701)1575円◆1/25(木)@近藤書店 朝日店 タイムリーにも「複製技術」について(上記)と「科学技術」について、新刊が出ていたのを買う。暖かい昼休みの朝日新聞横には人が出ている。猫も出る場所なのだが、ちょうど植え込みにノコノ…

グラムフォン・フィルム・タイプライター(上)(下) フリードリッヒ・キットラー  

*石光泰夫、石光輝子訳 ちくま学芸文庫(200612)1365円×2◆1/25(木)@近藤書店 朝日店

ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読 多木浩二 

ベンヤミンのこの論文が入った本は、晶文社のもちくまの文庫版も持っているが、すぐに出てこないのはわかっているし、精読とあるから買ってしまった。「複製技術時代の芸術作品」そのものも収録されているし。モギ本の読書会やるので、早く再読したいばかり…

雑貨カタログ 2月号 

*主婦の友社 1000円◆1/13(土)@銀座 教文館

かわいい生活 vol.5  

やっぱり今度vol.4も買お。部屋が片づいたら買ってやろう、なんて自分に言っていたら一生買えない。 *主婦と生活社(200612)980円◆1/13(土)@銀座 教文館

古事記の起源―新しい古代像をもとめて 工藤 隆

年末年始に買った本にはスカも多かったが、これはアタリ。経済学と演劇を経て日本古代文学へという経歴を持つ著者は、古事記が編纂される以前の原像を求めて、ヤマト族のように文字に歌を定着しなかった中国の少数民族(三国志の南蛮あたりか)のもとへ調査…

欲望解剖 茂木健一郎、田中洋

*電通ニューロマーケティング研究会編、幻冬舎 (200612)1260円◆12/29(金)@旭屋書店 銀座店

クオリア入門 茂木健一郎

*ちくま学芸文庫(200603)819円◆12/29(金)@旭屋書店 銀座店

自分は死なないと思っているヒトへ  養老孟司 

*大和書房(200612)780円◆12/29(金)@旭屋書店 銀座店

無思想の発見 養老孟司

*ちくま新書(200512)280円◆12/29(金)@ブックステーション町屋店

水声通信14号 戦後マンガ史論をどう書くか

*水声社()1050円◆1/2(木)@池袋リブロ

日本という方法 おもかげ・うつろいの文化

*松岡正剛 NHK出版(200609)1218円◆1/2(木)@池袋リブロ

【図解】さかな料理指南 本山賢司

*新潮社(200511)420円◆1/4(木)@イトーヨーカド−木場店

普通がいいという病 泉谷閑示

*講談社現代新書(200610)777円◆1/4(木)@イトーヨーカド−木場店

われわれはどんな時代を生きているか

*蓮實重彦,山内昌之、講談社現代新書 (199805)◆200円◆1/6(土)@大学堂書店(本郷)

現代思想 特集 機械の身体

*青土社(199607)700円◆1/6(土)@大学堂書店(本郷)

■12-11に加筆。

脳内現象 茂木健一郎

*NHK出版(200112)1019円◆12/21(木)@ブックファースト 銀座店

心を生みだす脳のシステム     茂木健一郎

今回の二冊は面白い。『クオリア降臨』に至る背景がわかるし、それよりもはるかに興味深い(批判のための資料としてもだが、科学的記述は純粋に面白い)。しかし、『クオリア降臨』は……問題提起自体は面白く読める。だが、柄谷行人の言葉を借りるなら、今頃…

クオリア降臨   茂木健一郎

書き飛ばしたのであろう新書だけでケチをつけるのはフェアでないかと思い購入したが、悪口を続けるしかなさそうだ。この種の思い違いは自分ではできないので資料として貴重。 *文藝春秋(200511)1699円◆12/19(火)@旭屋書店 銀座店

人間は脳で食べている  伏木 亨

*筑摩書房(200512)714円◆12/19(火)@旭屋書店 銀座店

有元葉子のごはん上手

*新潮社(200612)475円◆12/14(木)@近藤書店朝日店

すべては脳からはじまる 茂木健一郎

凡庸な脳科学者の肖像 フランスの文学者、アルベルト・カミュに、『シーシュポスの神話』という寓話がある。一人の男が神から、坂道で岩を持ち上げるという罰を受ける。(中略)/カミュの記した神話は、私たち人間にとっての真実性を内包をするからこそ、印象…

表象の奈落-フィクションと思考の動体視力 蓮實重彦

あ〜《怪物》ハスミは健在だ。かつて〈漱石〉に横たわる人ばかりを見、〈大江〉に数字ばかりを見たあの「フィクション力」を、今度は〈批評〉に対して、しかも自己再帰的な〈フィクション論〉として発揮しようとしている。(12/19) 以上の記述は、収録論文…

わたしのメルヘン散歩 矢川 澄子

*筑摩書房 (198701)714円◆12/6(水)@銀座 教文館

文學界2007年1月号

*文藝春秋社(200612)900 円◆12/7(木)@近藤書店 朝日店

曖昧の七つの型(上)(下)ウィリアム・エンプソン

*岩波書店 岩崎宗治訳(200604)各903円◆12/7(木)@ブックファースト銀座店

水声通信12 特集 宮川淳,三〇年の後に

水声出版 (200610)1050円◆12/9(土)@八重洲ブックセンター

青青(あお)の時代 1〜3 山岸 凉子

厩戸タイプの日女子(ヒミコ)と、妹・日女(ヒルメ)の孫娘で目下進行中の作品『テレプシコーラ』の六花(ゆき)ちゃんのようなドングリまなこタイプの少女、壱与。巻末についている男性解説者の文章は信じない方がよい、ヒミコは胎児なんか食べてないから…

日出処天子 7 山岸 凉子

というわけで(↓)、あくる日再び本屋へ。最終回のあとに「馬屋古女王」が入っている。ある意味、女に生まれかわった厩戸が毛人そっくりの中背相手に展開するドリームか。出てすぐ立ち読みしたときは(『日出処天子』は単行本で全部持っている、というか、あ…